日本紅斑熱患者の発生について

10/21、土浦市内の医療機関から土浦保健所へ、入院中の患者が日本紅斑患者の疑い
があるとして連絡があり、10/23に県衛生研究所で検査を実施したところ、日本紅斑
熱陽性と確定しました。
なお、当該患者は10/21夕方に亡くなられており、感染源である病原体を保有するマ
ダニに咬まれた日時、場所などは不明です。また,本県で日本紅斑熱による死亡例は
初めてです。

<日本紅斑熱とは>
   原  因:日本紅斑熱リケッチア
   潜伏期間:2~8日間
   症  状:発熱、手足の発疹、肝機能異常 等
   治  療:抗菌薬の投与
   感染経路:日本紅斑熱リケッチアを保有するマダニの咬傷
   感染症法:四類感染症、全数把握疾患

<予防策>
  〇マダニに咬まれないようにしましょう!
    ・肌の露出を少なくする
    ・長袖・長ズボン・登山用スリッパ等を着用する
    ・足を完全に覆う靴を履く
    ・明るい色の服を着る。

  〇ダニに咬まれたときの対処法
    ・無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置
    ・マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、
     発熱等の症状が認められた場合は,医療器期間で診察を受
     けてください。   

<茨城県感染症情報センター>
http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/20191024-nihonkouhannetu.html