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各種委員会 職種横断チーム

救急医療当直問題委員会

当院の救急医療を円滑にする目的で、救急患者の受け入れシステム、当直者の職務環境に関すること等について検討しています。診療体制の縮小により、時間外・休日の救急患者受け入れを休止していますが、土浦協同病院にて救急患者の受け入れをしています。また、鹿行地域の救命士教育(気管挿管実習、就業前研修、生涯研修)なども受け入れています。

 

臨床研修委員会

当院は、筑波大学、土浦協同病院の臨床研修協力病院であり、平成30年度は土浦協同病院から地域医療研修として19名の研修医を受け入れました。今年度は、診療体制の縮小により休止しています。

研修医が希望する病院の傾向は、大学病院以外では都市部の大病院にあり、当院のように都市部から遠方の農村部にある中規模病院で独自の研修医を集めることは、きわめて困難な状況にあります。臨床研修は、単に医師の研修のみならず、医師のきわめて少ない地域での医師の教育、育成と深い関わりがあります。医療過疎地といわれる特に農村部で、将来の医療を担う若い医師をいかに確保するかは、我が国の医療において、当院のみでなく全国的に大変重要な課題です。

 

輸血療法委員会

輸血療法委員会は、「輸血療法の実施に関する指針(平成17年9月改訂版)」に基づき、院内における輸血療法に関し討議することにより輸血療法に関連する諸問題を病院全体の問題として捉え、院内のコンセンサスやルールを作成する場となります。

討議内容は以下の項目に分けられます。

1.輸血に関する検査やオーダーの仕方

2.血液製剤の使用状況の把握と適正使用の指導

3.輸血副作用の状況報告

4.輸血後感染症の検査運用の討議

 

広報委員会

センター広報誌「明日のなめがた」を年4回編集・発行しています。改元に合わせて、今年5月には紙面をリニューアルしました。各部署からのご挨拶、機器紹介、また医療に関するアドバイスなどを掲載しています。健康教室などの行事報告や予告、診療案内などのアナウンスもあります。そのほか茨城放送やなめがたエリアテレビの番組への職員派遣をおこなっています。

 

接遇・アメニティ委員会

「すべての入院患者、外来患者にとって良質な療養環境を提供すること」を目的に編成された委員会です。病院全体の建築、設備、備品といったハード面、またそれらの運用に関するソフト面から良質な療養環境が提供できているか検討し、改善の余地があれば関係部署への働きかけを行っています。また、健康増進法の施行により敷地内は全面禁煙となっています。

 

保険診療対策委員会

診療報酬明細書(レセプト)について査定や返戻のあった事例を精査し、より正しい保険請求ができるよう医師とともに対策を検討、周知させています。

 

リスクマネジメント委員会

医療過誤、医療事故を未然に防止する目的で、各部署からのインシデント・アクシデントレポートについて、発生の原因分析、再発防止対策の検討および提言をおこなっています。また、発生状況、分析、対策等を上部組織である医療安全委員会に報告しています。

 

医療安全委員会

リスクマネジメント委員会からの報告を受け、インシデント・アクシデントの予防対策を病院全体で取り組めるよう、各部署に指導しています。万が一アクシデントが発生した場合の対応についても協議しています。

 

褥瘡対策委員会

院内の褥瘡対策活動を統括するための委員会です。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、事務などからなるメンバー構成です。病棟での褥瘡回診、褥瘡予防器具の選定、補充などをおこないます。

 

災害対策委員会

病院内外の災害に対処すべく、対応マニュアルの策定、災害訓練などをおこなっています。災害医療派遣チーム(DMAT)は、平成23年の東日本大震災、平成27年の関東・東北豪雨災害では被災地に出動しました。

 

安全衛生委員会

労働安全衛生法に基づき、職場における従業員の安全と健康を確保し、快適な職場環境を作ることを目的としている委員会です。管理職だけでなく労働組合員など各部署からメンバーを選出し、月1回の職場巡視や従業員への研修などを通じて、安全に働ける環境整備や従業員自身の意識向上を目指しています。また政府が唱える「働き方改革」に基づき、時間外労働の削減や業務分担の見直しなど労働条件の改善に力を注いでいます。今年度は、社会的問題にもなっている「メンタルヘルス」についての研修会も開催しました。

 

 

 

そのほか、さまざまな委員会が整備されており、病院理念のもと患者さま中心の医療を提供してまいります。